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「フランス人は10着しか服を持たない」という話題の本、タイトルを見て「おおおお!10着だけで過ごせるなんて参考にしたい!!」とタイトルだけで判断してさくっと電子書籍のお試し版をダウンロード。
ちょっと読んだだけで、「あれ?10着じゃない…?」
お試し版を最後まで読んで「これは違う」と感じちゃたので、今日は超個人的、体験版だけでの感想を書きたいと思います!
あらすじ
まずはあらずじを。一言でいうと「心からの満足は、毎日を丁寧に過ごすこと」を学んだ筆者の経験と教え。
高級料理を食べて、たくさん買い物をして、あちこち旅行をしても、心からの満足を感じられないあなたへ。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、毎日を“特別な日”のように生きること。間食はせず、食事を存分に楽しむ。上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。日常のなかに、ささやかな喜びを見つける。情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法。
引用:Amazon
フランス人は10着どころじゃなかった
雑誌感覚で読んで着回しを学んで服の数を減らしたい私としてはあまり参考にならなそうだ。と思ってしまった。
作者さん(アメリカからパリにホームステイした女の子)の話だと
- 春秋で10着
- 夏10着
- 冬10着
- コートや下着は含まない
- どれも質の良い高価な物
んだって。まぁそうだよね。物の数が大切っての話ではないし。
この数字はお試し部分に書いてあったことで内訳とか着回しの事はわからないから、もしかしたら夏の10着のうち3着は一年中着る服とかの可能性もあるけど、ワンシーズン10着も種類を着ない(着ない服がまだまだタンスにあるが)私としてはいきなり興味をそがれてしまった。。w
でも、とりあえず30着以上だと考えると今の私の方が少ないなぁと。
あと、この本のメイン部分はどうやら、ファッションの話ではなく「生き方」の話らしい。
なので一応どんなもんかなと思って先に進んでいきました。
しかしどうしても見過ごせない部分が。
私が本を閉じた理由
少し読んだ先にこんな意味合いの事が書かれていました。
ビーチサンダルとバーベキューに慣れ親しんだカルフォルニアガールが、変わっていく。
パリジェンヌのマダムはジーンズなんて決して履かない
という、部分。
私はドレスコードのあるお店にも、ビーチサンダルと、ジーンズで行って追い返されて笑ってる。そんな人になりたい。
人とわいわいしないけどおおらかで、細かいことを気にしなくて、ちょっと配慮が足りないけど人を追い詰めたりしない。それでいてNoの言える人。
だから、この部分を読んで、まだ試読にもかかわらずこの本をお金を出して買うのはやめようと思った。
ジーンズは私の正装です、ハイ
「質の良い暮らし」は憧れるけど目指してない
この本で言いたいことであろう、「質の良い暮らし」は素敵だけど、それを読んだからって自分がそうなりたいわけではない。
そもそも私は自己啓発書や、他人様の生活本、知恵本などはあまり興味がないかもしれない
ブログなどでのぞいたりするのは大好きだけど、それをわざわざお金を出す価値がないと感じてしまう(失礼だけど)
このミニマリストブームで数ある本が有名になったが、どれも本屋に買いに行ってどれも買わなかった。
いざ買おうと思って立ち読みすると途端に興味がそがれる。。
この本に1000円もかけるなら小説を2冊買う、と比べる。
「人はそれぞれで、自分は自分のやりたいように暮らしていきたい、人の暮らしぶりは参考にならない」と今では自分の価値観がわかっているからかもしれない
無料と思うといきなり興味もわいてくるけどw(ただのケチ)
読んでみたい気もする理由
でも、その作者が影響を受けたのはその人達の人柄であると思うのでそこは気になる。
フランス人は、思っていることを口に出す、やら、質の良い大切な服を大切に着ておしゃれに着まわして大切なものを大切と理解しているところとかは気になる
(やっぱり生き方の話好きなんじゃんw)
でも私がお金をかけるのはそこじゃないと私は知っているのかな。だから買おうとは思わないですね。
この本におすすめの人
私は、こういう本に出会って「自分のミニマムな思考と生き方」を学んだわけじゃなくて旅を通して感じてそれからこのブームでいろいろな本に興味を持った。
だから、今の「自分の大切なもの見つけ方」を知った私には不要かもしれない。
でもまだ、こんなシンプルな考え方があるということすら知らないで別の角度からこの本に出会った人ならとっても価値のある本だと思う
たとえば、ファッション関連でたどり着いて気になって読んでみたら「新しい生き方を発見した」というような。
オチ
ズボラで不潔な私でも、歳をとってこそ、内面が気になる、いつまでもたくましくしなやかにありのままで美しくいたいもの、そういう女性になるために、まだその考え方に出会っていない人のきっかけになると思う
私は、たくましくありのままで美しく、TシャツとGパンで老後も過ごしたい。
レベルはパリジェンヌと違うけど、おそらく考え方は同じだと思う。何が自分に大切か。
それを考えようって本なんじゃないかな、読んでないけどそういう本が大流行してるうちの一つとして取り上げられている本だから
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