うつ病汚部屋住人がミニマリストになったきっかけ【アメリカ価値観シリーズ】【第五章】

自分探しの旅
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こんばんにちは、丁寧に暮らさないミニマパッカーのビーチサンダル吉永です。

この記事は、足の踏み場もない部屋で当然のように過ごしていた私の歴史と、人生が一変したミニマリストになったきっかけの記事です

そして、ミニマリストとなる途中に、うつ病や精神不安とも上手に付き合えるようになりました。

部屋が汚い、片づけができない人以外にも、なんとなく心がざわついている方に、こういうきっかけもあるんだなと参考になれば幸い

 

ゴミ屋敷が当たり前だった

ミニマリスト部屋

画像:pixabay

私の母方の祖父は生ごみはないけれどかなりのコレクターでテレビに出られるんじゃないかというゴミ屋敷の住人でした
そして、母も当然のように片付けられない人
そんな中、祖父よりは普通に生活できる自分の家に満足もしていたし、このくらい散らかっているのが当然と思っていました

▼ビーチサンダル吉永の実際の実家


しかし、父と母はそれが原因でちょくちょく衝突
私も、片付けられない方だったので、そんな父にいらだちを感じていました
なぜなら、きれいな家はモデルルームくらいしかないと思っていたからです
友達の家に行けばそれは、うちよりは片付いているところが多かったけど、
たまに同じような家もあって、人間、そういうところと比べて安心してしまう生き物ですよね

当然ですが、「物を捨てる」「物を減らす」ということなんか知らずに、「片付けろ」と怒られれば、整理整頓や収納術ばかり頼っていその場しのぎにぎっちぎちに引き出しや押入れに隠しました
関連ブログ>捨てられない母と実家の断捨離ブログ始めました

うつ病になる

もちろん、ほかの要因もありますが、いつ怒られるかわからない緊迫した状態のまま父の顔色をうかがうように成長して、そのまま人からの評価を気にするようになっていました
そうこうしているうちに、暗闇のどんぞこに。
人にも会えなくなって、ご飯も食べられなくて眠れなくてとにかくつらかった
病院にも行ったし、薬も飲んだ、カウンセリングも受けた
でも一向に良くならなかったです

そのあたりに事は別記事にあるので割愛します
関連>プロフィール
関連>プロフィール(うつ病編)

きっかけの海外逃亡

▼タイからラオスへ舟で国境越え(メコン川)

海外旅行ブログ
そして、少し良くなってきて外に出られる体力が戻ってきた頃、もう一度撃沈
そのまま勢いで海外へ逃げ出しました
キャリーリュックを携えて、ふらふらと気の向くまま、流されるまま
東南アジアをふらふらと旅をしました
すると、そこには今まで取り囲まれてきた見慣れた荷物も見慣れた風景も広がっていないことに気がつき、生まれ変わったような気持ちになりました
実際にはやっとはじめられたフルタイムのアルバイトもやめてしまい、何も変わってないむしろ悪くなっているのに
しかしバッグ一つで数ヶ月、一年、簡単に生活できるのが楽しくて仕方ありません

持ち物を把握している安心感

解放感
自分の全財産が把握出来て、[自分のモノ]へのストレスがとても少ないのです。
あれどこ行った、これどこいった、あれがない、これがないという不安もありません
だってないものもあるものも瞬時に判断できるんです
そしてなにより、いつでも全財産を背負っているので、何にも縛られない!!!!!
思い立ったら、カバン一つでどこへでも行ける
どこへも行けなくてもそこが今の時点での到着地点になります
これがすごい快感です

めんどくさい契約が必要なアパートいらないし、引越し作業もない
人の目を気にする私にとって、人々との出会い方も救われました
なぜなら、一期一会だからめんどくさい人間関係もなく、礼儀作法に失敗しても大丈夫なんです
予定していたことをすべてほっぽり投げても私のすべてはここ(自分とリュク)にある
すごい安心感でした

自分探しの旅はない?逃げ出した旅にあったものとは?

改めて自分の部屋に帰宅した時の感覚は忘れない

そうして長期旅行が終わって自分の家に足を踏み入れた途端
何が起こったかというと…

また暗い日々に逆戻りの危機

目が回り、気分が悪くなり、今まで海外旅行で感じていた自分のポジティブな積み木がぐらぐらと揺れ始めたような
また、あの暗い日々に引き戻されるような気分になりました
なんだか宗教チックな表現になってしまいましたが本当にそう感じたんです
そして自分の部屋に入るのが怖かった
また、あの日々に戻るのかもしない
せっかく前向きになってきたのに

一体何がこの部屋にいるのだろうか?

私はこのカバンだけで生活できるのに、何がこんなに必要なんだろう?
どこに何があるのかわからなくて、それ自体が私を縛りつけてる鎖のように見えてきました
いままで当たり前のように鎮座していた物たち
それについて特に何の疑問も持たずに「自分の持ち物」「自分に必要なもの」だと信じ込んでいました
でもバッグ一つで生活して帰ってくると、すべてがよそよそしく
どれも知らない邪魔者に見えてきました

いっそ火事になってくれ

そしてニートで時間のあった私は帰国した直後から自分の居場所を求めてせっせと片づけを始めました
すると、とっても不思議なことが!
自分の部屋のスペースよりも多いゴミ袋が大量に出来上がってしまいました
どこにあんなに物があったのか不思議な程、別の部屋の天上にも届きそうな置ききれないほどのゴミ袋の山
一部屋分埋め尽くしてゴミの日が待ち遠しく
不謹慎ですがいっそう火事になってくれたらいいのにと思いました
なぜなら、捨てても捨ててもまだまだ物が減らないんです
いつまでも縛り付けられている気がしたのです

部屋の荷物と心の荷物の関係

家具は本棚のみになり、洋服はクローゼットに収まるぎりぎりに
それからものを手放した時の快感にはまってしまい暇があればいらないものを探す日々
私は長い間、いろいろなプレッシャーから解放されたかった
でもそれは難しいから、代わりにこうやって解放感を味わうようになっていきました

片付けは最初から完璧ではありませんでした
そして部屋の物の数と比例するように、情緒不安定は定期的にやってきました
でもいくらか部屋はきれいになって、ついに情緒不安定の原因も突き止めました

▼盲点だった!誰でもできるのにやらない心の壁をのり超える方法はこちら

今から楽に生きる手順!人生は100%「今」!過去は捏造してなんぼ

私にとってミニマリストとは

それは、物を持たない生活そのものではなく、楽に身軽に生きること
自分にとって必要なものを見極めて、世間一般の「当たり前」をうのみにしない
たとえ非常識といわれようとも自分が生き抜くために心地いいことだけを目指す生き方そのものです

私にとって物を手放す意味とは

そうはいっても、私は物を手放す瞬間が好きです
なぜなら解放感を味わえること
何かの壁を乗り越え未来に向かっていると感じるからです
私は長い間、いろいろなプレッシャーから解放されたかった
でもそれは難しいから、代わりにこうやって解放感を味わってます
もちろん、それ以前に物を無駄に入れないことのほうが大切にしています

持たない暮らしの効果

それは、自分自身がよく見えること
自分をありのまま受け入れられるようになること

そして、世界の9割は自分とは関係ない問題で、自分が悩み苦しむことはないと知れたことです。

囲まれていたものから離れてカバン一つで旅をして、確実に自分がかわりました
自分から逃げて自分を探しても、自分は自分以外の何者でもないということがわかりました
自分なんて探したらすぐ見つかります。ここにいるから。それが自分です

んが!

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