我が子を忘れて置き去りにした私の話

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二歳の子が父親に車に置き忘れられて死亡した事件が話題で、

人のこと言えない、と危機感を持っている方と、あり得ない、という意見とをちらほら見かけます

私は大体において、あり得ないとは思えないタイプで、特に今回の話題は、実は実際にやらかしてることなので、何が起きたのか書いてみようかなと思います

まぁそんな勿体ぶる内容ではないのですが、

上の子が園の門から1人で飛び出してしまってそれを慌てて追いかけたときに、下の子を園の中に置いてきぼりにしてしまったんですね

これ置き去りなの?と思うかもしれませんが、その時は完全に下の子の存在を忘れてました

幸い園の中だったこともあり、下の子にも何もなかったのですが、気がついた時にはいきたここちがしませんでした

もう少し詳しく説明すると

いつもはおんぶしていた下の子、

たしか、二歳数ヶ月でおんぶもそろそろ卒業かな?という頃でした

ただ、2人を見るのは大変なのでおんぶしてました。いつも。で、

お迎えに行くと園の中で少し遊べるので、その日は下の子と同じ月齢のお友達がいたこともあり下の子をおろしたんですね。

で、上の子が園の真ん中あたりから駆け出してそのまま道路に飛び出してしまった

慌てて追いかけて道路の前で止まらせて、そのまま、危ないよーと注意しながら駐輪場まで2人で歩いて行ってしまったんです

上の子の無事が確認されてからもなお、数分?はのんびりと歩いていた

その間、下の子の存在をすっかり忘れてました

いつもおんぶしていたこともあるけど、上の子のハプニングに対応した後にほっとしてしまったのからなのか、とにかく、門から出て上のことだけを繋いで歩く、という毎日のルーティーンに入ってしまったので、全く違和感がなかった

自転車に上の子を乗せるときに、急にはっ!と気がついて、もうほとんどすることの無くなっていた「上の子を抱っこ」して、猛ダッシュで園まで戻りました

園ではもうみんなが帰りはじめた時間になっていて、急いで入ると園庭の真ん中にぽつんと一人で下の子が立っていました

あの風景は忘れない…

幸い、すぐに見つかったし、園だったので、空いている門は1箇所で、そこには先生が立っています

公園や道端に置き去りみたいに、よほどのことがない限り命の危険はなかったけど、それでも、入り組んでいる園なので、見当たらなかったらとか、どこかに落ちて怪我をしたり、見つけるのご困難になることだってあると思って、

戻ってる間は生きた心地がしませんでした

目を離したのは時間にしても5分以下だったとは思いますがそれでも、自分の子供を忘れることって本当にあるんだと、私は実感してて

それはあなたがおかしいのよ、と言われてしまうとそこまでですが、

なんていうか、何かに気を取られて、そのあといつものルーティーンに入ってしまうとそのまま忘れてしまうのはあると思いました

例えば今回は車の中に置き去りでしたが、いつもあの時間は下の子(だっけ?亡くなったの)は別の所に預けてる。

とかで、一回忘れてしまってその後もバタバタしてたりとかすると平気で数時間忘れるってことは、ないとは言い切れないと思う

というか、子供を育てて、「自分は大丈夫」と思ってしまうことこそが私は怖いかな、といつも思います

こんな感じで、幸いヒヤリで終わりましたが、実際に子供を忘れた体験談を少しでもシェアしたいなと思い書いてみました

昔、野球の、長嶋秀雄元監督が、「かずしげ忘れた」なんてエピソードも有名だと思いますが、当時は、長嶋さんのキャラを表現するエピソードだと思って笑って聞いてたけど、そんなことなかったな…

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