こんな自分が母親じゃ子供がかわいそうと思った時に思い出す「私が母親に望んでたのはたった一つの事だった」

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こんばんにちは、ドケチ貧乏性ミニマパッカーの吉永です

頑張らない省エネ育児って流行ってるけどそれでも辛いあなたへ

最近はインターネットの発達のおかげで、頑張らない事がいかに素晴らしいか、むしろ一人で無理に頑張ることがいかに不自然かっていうのがわかる時代になったと思います

だけど、それでも、たくさんある情報の中では、「頑張らない育児家事」と一言に言っても、それすら自分のふがいなさがはっきりしたり、がっかりしたりすることも多いですよね

そこで、

今日は、いろんな情報があるけど、それに惑わされるなら、この一言だけ覚えていって後は情報に蓋をして!

という事を自分の実体験から話したいなぁと思います

こんな自分が母親じゃ子供がかわいそう

そんなあなたに読んでほしいです

 

完璧だった母に、私がしてほしかったたった一つの事

それは、いつでも「心から笑っている」ことです

まぁ完璧な母ではなかったけど、完璧に近い母でした

だけど、小さいころ私は全然心が休まらなかったです

それは、母が心から笑っていると感じるとこが少なかったからです

頻度は高くなくても、辛く耐えている時が何度もあるとそっちの記憶ばかりが子供の心に残るんですね

「お前が片づけできないから子供がかわいそうだ」って感じで母は父に怒られて

「大丈夫、お母さんが悪いの、ちゃんとするから大丈夫だよ」って「笑う」母だったけど

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汚い家でもいいから心から笑てほしかった

汚い家でいいから、喧嘩しないでほしかった

2人が一緒に笑っていてほしかった

離婚してほしかった

私は、とても恵まれていたし、笑顔も多い、家族も仲の良い家庭だったと思います

それでも、私の幼少期の記憶といえば、つらくて暗いものなイメージが残ってます

子供の前では笑顔で!とか愚痴をこぼさない様にとか、そんなんでは絶対にないです

それはむしろ子供にダイレクトに伝わってます

隠しても隠せないです

むしろ、相談とか悩みとか、「あ~めんどくさい!今日はご飯これでごめんね!ゲラゲラ」みたいな方が絶対幸せなんです

親が無理しているのは子供にまで無理をさせます

気を使います

「大丈夫?」とお母さんに聞かれれば大丈夫じゃなくても「大丈夫」と答えます

それが子供です

インターネットが発達してから、同じような環境の人がいて、同じような辛さや寂しさを抱えた人が沢山いることを知りました

そして、その子供は「親は頑張るもの」

「子供の前では絶対に弱音を吐いてはいけない常に笑顔で」と思い込みます

だけど、その子供が親になった時

そうできない自分を責めます

責めなくていいレベルの小さな失敗で、自分をダメな母親だと責めます

昔は、「女の人生こうあるもの」というものがあったから、親世代はやってこれたのかもしれない

でも、これからの世の中、いろいろな選択肢があることを知って余計につらくなります

だから、「こんな母親じゃ…」と責めることは無いです

良い母・悪い母・どっちがいいかはわからない

もちろん、どう育てても、どう頑張っても、どう頑張らなくても、どっちに、どういう風に転がるかわかりません

ここに書いたことと逆なことをしたからって、子供が幸せになれるとも限らないですが…

でも、でも、でも、お母さんが心から笑って、怠けて、やりたくないことはやらずに、だけど自分を責めないで一緒に「だめだこりゃ~がはははは」ってやってるのが、子供は安心します

夫婦喧嘩はしてもいいけどやってはいけない事

夫婦げんかも、聞こえないところでやってても伝わります

私は、現在、両親とは別々に暮らしていますが、母の話しぶりや、出来事で「また父に言われたの?」とわかります

もちろん100%じゃないけど。

でも、喧嘩はどうしてもしますよね

喧嘩はしてもいいと思うんです

でも、避けたいのは一方的な攻撃です

意見の言い合いとかはいいんだけど、父親の言うことは絶対、とか母親の言うことは絶対とか、どちらかを押し付けてる喧嘩は地面を這ってでも子供に伝わります

そして、仲の良い時でさえ、威圧的だったり、父親を立てすぎたりすると子供はそれが日常になってしまって、顔色をうかがうようになってしまいます

たとえば、父は待てない人なのですが、喧嘩をしていない時でさえ、父を待たせないように細心の注意を払います

食事も食べたいものを食べるのではなく時間のかからないものを食べたり。

こうかくと、そういう家庭だったんだね残念だねと思うかもしれませんが、はたから見ても、今冷静に振り返っても、普通の仲の良い家庭でしたよ

それでも、こうなんです。

そして、子供にとって親は世界なので、心が休まりません

じゃぁ喧嘩しない様にしようって

私は思ってるんだけど

さっそく何度かやらかしちゃってるんですよね~(笑)

なにせ、気分の浮き沈みが激しいもんでね…

なので、戒めの為にも、この記事、というか日記を残しておこうと思って書きました

2022年12月追記

現在上の子が5歳です

ここまで書いてきたことは今でも本当にその通りに思ってます

書いておいてよかった

戒めですね、ほんと。もうね子供の前で感情を表してはいけないみたいな喧嘩してはいけないみたいなこと書いてますけど、無理な時ありますは

というか無理すぎる

この前は私、子供の前で号泣してしまって、その時は咄嗟に「娘ちゃんのせいじゃないからね」と言いました(実際に娘のせいですが)

それからというもの、娘が「お母さん泣いたんだよね」ってなんか楽しそうに報告してきます笑

夫にも内緒だったのに娘が伝えてました笑

まぁねそんなもんですよ

夫婦喧嘩ってほどじゃないけど、夫と意見交換とか普通に子供の前でやりますよ

だって、後で伝えるとうまく伝わらなくてもっと悪化します

まぁそんな感じ

でも、それでとにかく自分を攻めちゃダメ

もっと悪循環になりますからね。

追記ここまで

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まとめ

ということで、省エネ育児とか家事とか、楽する方法はたくさん出回ってるけど、迷った時思い出してほしいのは

「こんな自分が母親じゃかわいそう」なんてことは絶対になくて、子供のためじゃなくてお母さんのために笑える選択をしてほしいってことです

そのためには、周りの人にとっては「省エネ・楽」でも、自分にとって少しでも違和感があればスパッとその情報には蓋をしてなかったことに!!

たったひとつの願いすら叶えられなくてごめんねとなった時

でも、「笑えない母親」泣いてばかりでごめんね、八つ当たりばかししてごめんねって思うこともあるけど、それはまた別の問題ですからね

笑えるように気楽に考えられるように訓練が必要かもしれないけど、これ(ちゃんとしてる母<母が心から笑ってる)がわかってるだけで子供にはちゃんと伝わるから大丈夫ですよ!

私は母に笑ってほしかったけど、それと同じ意味で、辛いなら泣いてほしかったですから。ようするに我慢しないでほしかったのかな。

それから、完璧な母でいなきゃって思うとしたら、子供は「自分も完璧な人間じゃなきゃいけない」って思ってしまうし、あなたがここで何かを我慢したら子供も、「このくらい我慢できない自分はだめなんだ」って思うようになります

だから、泣いてばかりだろうと笑ってばかりだろうと、あなたがありのままで過ごすして、それによって子供を大切にできれば、子供は子供なりに受け止めていくので、とにかく頑張る必要はないよ、無理することはないよ。と「子供の立場から」伝えたいです。そして私も思い出したいです

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