2019年も着てますー!三年着てもヘタってないですよ!
こんばんにちは、ミニマパッカーの吉永です。
私はケチなのでサイクリングも家にあるものとか、安物で乗りたいんですが
なぜ、ロードバイクのために買い物をしたくない私がミズノのブレスサーモ(の中の一番下のレベル:エブリ)という数千円もするインナーを買ったかというと、一言でいうと
インナーは必要!&比較した中で高機能で安かった!
からです
そして私は大満足してます
今日はそのことについてご紹介したいと思います。
▼買ったのはコレ
ユニクロのヒートテック等を選ばなかった理由についても書いてあるので参考にしてください。
なぜ専用のインナーが必要と思い、購入したのか
それは冬でも汗をかくのにすぐにそれが冷えてしまうからです、そしてそれがかなり不快
私は初心者にもかかわらず、ここにこだわるには理由があって、それは
遠い昔冬のママチャリ15㎞通学で汗の冷えによる不快感を学生のころから体験していたためなのです…
冬でも汗はびっしょりかくし、信号待ちしているときは寒いし、冷えてなおかつそこからスタートして風でまたひんやり。
なのに、胴部分はどうしても蒸れる。でもトータルすると寒い!
とにかく不快!!学生のときは乗り切れたけど結構気になっていてトラウマ気味。
ケチの前にズボラな私、どうしても「楽」には勝てない・・・
バックパッカーして価値観が変わって楽をお金で買うようになりました。
だからその不快感を少しでも軽減したくて、インナーはしょっぱなの初長距離ライドからちゃんとしたものを購入したわけなんです
他は家にあった柄物タイツとか履いていたのに(笑)
ロードバイクのインナーに求める機能
ですので、その経験から最低限必要な機能は以下かなと思いました。
- 吸湿
- 速乾
- 保温
これを兼ね揃えている商品はたくさんありますが、基本的に探しやすいのは
スポーツメーカーと、ユニクロやイオンを代表とした日常のヒートテック機能がある保温インナーです
ここでは以下の理由によりスポーツ用にしぼりました。
日常用(ヒートテック等)を着ない理由
私、ヒートテックを持っていなかったので、「どうせ買うならちゃんとしたものを」と思ったのも大きいですが
それよりも、ヒートテック等の日常用ヒートテック機能があるインナーはその名の通り、日常生活での汗をかくスピードしか考慮されていないからです。
スポーツ用と同じ機能はありますが、スポーツ用と比べて生地の配分や織り方が違うため、日常用は汗を吸い取るスピードが遅くまたユニクロのヒートテックに配合されているレーヨンは肌触りをよくするもので水に弱いそうです。
それはブレスサーモを買うときに生地について調べていて納得しました。
夫のヒートテックを洗濯して干すときに触ると、他の服よりひんやりしていたのがずっと気になっていて、これって汗かきはじめ寒いんじゃないの?と心配で買わなかったのですが、レーヨンの肌触りがそう感じさせるらしいです。つるつるしてるというか。
ということで、ロードバイクは汗をかいた瞬間から風に当たっているので一瞬で冷え始めます!
普段はいいけど、汗かきつつ風にあたるという同時進行の忙しさのロードバイクにはスポーツ用がやはりいい。のではないかと思ったわけです
候補に挙がったロードマイク用インナー比較
ネットの先人様たちのブログを読み漁りおすすめされていたインナーを見つけました。それが以下の3つです。
価格は記事公開当時。
モンベルは有名な登山メーカーで、パールイズミは低価格な自転車メーカー、そしてミズノはスポーツ全般のメーカーだと認識しています。個人的な「メーカーの印象」では上から高機能だと思います。
この3つとも共通しているのが「速乾・吸湿・保温」などですが、ぶっちゃけこのメーカーのコンセプトの中で命に係わるものは登山だけです。
だからまずはモンベル登山用を「一番性能よさそう?逆に機能あり過ぎる?」とおもいつつも調べていると、
なんかモンベルジオラインの中でも一番安いレベルのL.W.シリーズの繊維紹介だと、「ジオライン」という繊維はマイクロファイバーが主体らしくて、なんというか目新しくない!
値段もミズノのほうが安いし、ミズノのほうが商品説明の動画から自信が伝わってきた。
そして、次のパールイズミなのですが、これはなんというか、自転車用品って無駄に高いですよね?
お尻のパッド入りだったり、形なども特殊なものが多いので割高になっちゃうから仕方ないんだろうけど、
その名残で、別に自転車用じゃないと不便というわけでもないインナーなのに高い気がする。
5千円以上するし。
それに商品説明にも「普段着としても使える」って書いてあるんです。
ということは普段着レベルの機能ってことかなと。そうすると、
同じ機能でもっと量販している有名どころのスポーツメイカーのほうが安いんですよね。
そして、私が買ったミズノのブレスサーモの機能を調べてみると価格の割にとってもよさそうで気になったので購入
その機能をここでもご紹介したいと思います。
ブレスサーモは汗を吸い取るスピードが売り
ブレスサーモの売りはその吸湿力と発熱する時間の速さ。
つまり私が一番気にしている汗の冷え対策。
それをこの価格で一番の売りにしているのがミズノでした。
- 吸湿
- 発熱
- 消臭
- 保温力
- お肌に優しい
はもちろんのこと、ミズノが開発したブレスサーモは、水を吸うスピードが速い!!!
※以下の公式動画無くなってしまったようです。文をお読みいただいて想像してもらえると助かります…
吸湿発熱のスピードの秘密
動画の内容を要約すると、ブレスサーモとは繊維の名前で水をかけると発熱する乾燥材だそうです。
雨の中の羊(ウール)から湯気が立つことから発見され、世界で一番発熱するのがウールだそうです。
それと同様に水をかけると湯気が立ち発熱する上に乾燥材という性能!ここにミズノさんは目を付けたそうです。
でも、ブレスサーモは柔らかすぎて糸にするのが大変でミズノと紡績メーカーの共同研究によりやっと開発できたんだそう。
衣服にできない繊維でもあきらめなず高機能を目指したのがミズノさんのアピールポイント
他の暖かインナーと何が違うのか?
発熱力が違ということらしいのですがこれは比較した動画を借りてきたのでそれを見たほうがわかりやすいですかね。
ポリエステルと比較しています。ここはスポーツメーカーの繊維とは比較していませんがポリエステルはユ○クロのヒートテックのメイン素材です(ポリエステル38%アクリル32%レーヨン21%ポリウレタン9%)
動画消えちゃったけど、サーモブレスの方が暖かいという感じでした
すぐれた吸湿力
発熱し続けるとムレそうだけど?とブレスサーモとポリエステルで比較しています。
アルミ箔で作った花を各繊維と一緒に箱に入れて蒸気を入れます。すると一度は同じようにしぼんでしまった花がブレスサーモの方が先に広がり始め、吸湿の速さを比較しています。
アルミ箔って水分を吸うと丸まるんですねw面白い実験でしたw
体の水分を吸ったら臭くならないのか?
次は、消臭力の動画です。塩酸とアンモニアを近づけると白煙を発生させる化学反応を使った実験です。
臭ければ臭いほど真っ白になるということです
両繊維にアンモニアを含ませて塩酸ガーゼを入れるのですがこれは思った以上に驚きの違いでした。
さっきの吸湿力と同じように一度は両方とも白煙で埋め尽くされてからブレスサーモの方がきれいになっていくのかと思いきや、
ブレスサーモの方は入れた時から変わらずにかすかな白煙、対してポリエステルは入れた瞬間なら火事かと思うほど真っ白になりました。
つまり、入れた瞬間から臭いレベルが違っていて布にアンモニアをつけた瞬間にサーモブレスの方が臭くなくなってるという事です
アマゾンレビュー(ヒートテックと比較)
アマゾンでヒートテック(極暖とかではなく一番薄いやつ)とブレスサーモを比較してレポートしてくれている方のがわかりやすかったので引用させてもらいます。メンズのレビューで発見しました。
5つ星のうち 5.0運動時、ヒートテックとの比較
冬に暖房の効いていない体育館で使用しています。
ブレスサーモエブリorヒートテック+Tシャツ(ポリエステル)、半ズボン【運動前】
ブレスサーモ、ヒートテック共に変わらないが、ヒートテックのほうがしっとりしていて温かく感じる。
【運動中】
どちらも数分で暖かくなるが、その後が違う。
ブレスサーモはずっとポカポカ。そのままプレーをして汗をかいても背中に張り付かないので快適(湿ってはくる)。
ヒートテックは温かくなった後汗を吸い少し動かないと寒くなる。汗で体に張り付き、腕に引っかかる。背中はビチャビチャ。
【運動後】
ブレスサーモはちょっと汗かいた感じはあるがすぐ着替えなくてもいける。
ヒートテックはビチャビチャで気持ち悪いしこのままだと汗が冷えるのでその場で着替えたくなる。以上のことから汗をかくことをする場合はブレスサーモを使用しています。
ただ七〜八分丈なのでパジャマの下に着たりする場合は長さのあるヒートテックなどの方が温かいです。
メンズサイズのブレスサーモも同時に購入しましたが、汗かきの夫は私以上に満足しています。
低評価の方のレビューもお借りします。
5つ星のうち3.0少し不満
投稿者辰也2016年2月1日
サイズ: 日本 L-(日本サイズL相当)|色: ブラック|Amazonで購入
妻に買ったのですが、全然暖かくなりませんでした。
誇大広告じゃないのかなぁと思いました。
ホッカイロのようにポカポカはしないので、わかりにくいと言えば分りにくいのかもしれません。私も、「暖かい!!」とはっきりは感じませんが、状況から考えると確実に暖かいはずだし、汗の不快感も減っているはずだと私は感じます
私がブレスサーモエブリ使用した実際の感想
私が購入したのは、エブリという一番下のレベルのもので日常向けのものです。ちょっと先ほどまで言っていたことと矛盾しそうですが、スポーツメーカーの日常用なので、吸湿性能はスポーツメーカーのそれを引き継ぎつつ発熱レベルを下げることによってブレスサーモの機能はそのままに価格を抑えたモデルということなので、安い!
- 低価格なのにスポーツ製品の機能を引き継いでいる
で、感想。
劇的に速乾!!!!
というわけではなく、やはり長く乗れば汗もかきます。
気温が低ければ寒くもなります。
が!洗濯して脱水したらもう乾いているし、ウインドブレイカー着てあせびっちょりかいていたはずなのに、ぬいでもべとべとしてないしインナー自体が軽いんですよね。
これはヒートテックやスポーツ用じゃないインナーでは実感できないメリット
サイズ感
ミズノは日本製品なのでサイズ感はそんなに迷わなくても大丈夫という感じです。
私はユニクロなら、インナーとして着るエアリズムはSを買ってます
ぴったり着て汗を吸い取って欲しいのとエアリズムはあとあと伸びてしまうのでMだと、自分で脇を押して汗を拭かないといけなくなるから(笑)
他にはユニクロはちょっと丈が短い(私の胴が長い)のが多いので大きいのを買うので参考にならないかもですが、TシャツもパーカーもレディースならXL、あればXXL。
メンズならMです
参考にならないかも…
H&MやZARA(海外サイズ)ならレディースのSです
で、その私ですが、ブレスサーモエブリはMでちょうどよかったです
着た感じはいつものエアリズムほどは窮屈?ぴったりではないけど、インナーらしくかさばらない着心地で、ちょうどいいです。
つまり、エアリズムと同じサイズ感かなと思います(あんなに伸びないけど)
ヒートテックと比較
夫はユニクロのヒートテックをロードバイクで着ているのですが、汗吸い取って重たくなっているし、私より暑がりなのに、サイクリング中寒がってます。ヒートテックの上からロードバイク用の高い服を足から頭までそろえているのに。
もちろん、別の人と比べちゃっているので一概には言えないのですが、
私はブレスサーモを着て3年くらい乗っていますが、学生のころのような不快感は感じたことがありません。
そういえば。当時、ロードバイク続けるかわからないのに2000円って結構な奮発でしたが買ってよかったですね~!
まとめ
ミズノブレスサーモエブリを選んだ理由
- スポーツメーカー
- 吸湿速乾保温
- 安いのに高機能
ヒートテックをもし愛用していたらそのまま着てみてもいいと思います。不快に思ってから買った方が無駄がないので。
極暖とかは流石に速乾性が悪いので一番薄い普通のやつがいいと思います
しかし、ヒートテックを持っていなくて何か買わないといけないなら手の届く価格でこんなに高機能なサーモブレスが手に入るので買わない手はないですね
ちなみに、ヒートテック同様普段にも着られますよ
▼私が購入したミズノブレスサーモ
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