東南アジアへ半年女一人旅
かっこ悪いかもと迷ったけど、リュックになるキャリーでバックパッカーしてきたのでその感想と、私が使ったキャリーリュックのおすすめ商品(画像右)もご紹介
キャリーが気になってるけど、やっぱりリュックサックがいいのかな?と悩んでいる方へ
結局リュックキャリーって実際どうなの??を、まとめました
リュックキャリーとは
硬さのあるスーツケースや、登山用のリュックサック、キャリーケース、ドラムバックなどなどありますが、バックパッカーの多くが背負っているのはバックパック、いわゆる登山用やアウトドア用の大きなリュックサックの事です
でも、リュックサックは背負わないといけないので、体力に自信のない方や荷物の多い方、小柄な方には大変。
特に日本人は体格が小さいので、欧米人に比べて荷物を減らすコツなど独特な情報が飛び交っていたりします!
それをいろいろカバーできちゃう商品がキャリーが付いたリュックサックでリュックとキャリーの良いところ取りのバッグ
リュックキャリーのメリット
- 背負わなくていい
- 荷物が増えても安心
- リュックでは数少ないダブルジッパー
- 荷物の出し入れがし易い
- 鍵がしっかりかけられる
- つまり旅行用なので登山用リュックサックの足りないところを全てカバーして高機能
とにかく楽
何を差し置いても楽
楽というメリットが他の何物も寄せ付けないくらいの圧倒的メリット
しかもそれが「バックパッカーのような旅人を想定して作られている」
なので登山用やバックパッカーのようなガサツな旅を想定していない中途半端な旅行用と違って、生地もやわらかく、背負った時の使用感も重要視しているうえに機能性も高い
リュックキャリーのデメリット
- お値段高め
- 両手が空かない
- 道が悪いと転がせない、壊れる
- さらば!背負っているカッコよさ
お値段の高め
私が買った時は背負えるキャリーバックの種類も4種類くらいしかなくてどれも3万くらいだったので、買うとき緊張してなかなか決断できず
しかし、今は同じ商品が半額くらいになってる
1~2万なのでリュックサックと同程度になってデメリットではなくなった
両手が空かない
両手は空いている必要はなかった
地図とか歩きながら見たりしたいなと思ってたのですが、地図って凝視しながら歩かないですね
止まって地図を見てまた歩いての繰り返しか、片手で地球の歩き方の地図部分に指を挟んで、ペラって開いたりできるので両手は必要なかった
道が悪いと転がせない、壊れる
まじめにお話ししますとキャリーバックのデメリットはここ
せっかくリュックキャリー持って行ってもほとんど転がせないとなったら大変
ちょっと余談ですが
地域や季節を特定せずバックパック旅行全体での「リュックサックVSキャリーバック」の記事はあるものの
「東南アジアなどでは転がせない場所もあるかもしれないのであとはお好みで」なんて書かれています
肝心なところ(キャリーで東南アジア旅行行っても平気なの?)がわからなくて、眠れぬ日々
そこで冒頭にも書きましたが、身をもって体験してきました。
タイ、ラオス、カンボジア、(フィリピン)ではキャリーバッグでも問題なく転がせる
転がせないところは、ほぼないので大丈夫
丈夫なものを選んだおかげで砂利(あまりなかった)とか石段も平気でした
人が住んでいるところはもう整備されています
カンボジアの道も整備されている
カンボジアはまだ道が整備されていないと聞いていたので心配していましたが、全然問題ありませんでした。後述するバス事件以外は。
辺鄙なところ(転がせるか怪しく思うところ)に行く場合も、近場のバス停があるような村の宿にリュックキャリーを置いて行き、サブバックだけで行くことになります(予算的にも時間的にも便利)
さらば!背負っているカッコ良さ
最小にして最大の壁。
もう、一番どーでもいいデメリットで、一番最後まで悩んだデメリット
どんだけイメージや定義が大切だったんだろう私
そして行ってみてどーでもいいデメリットでした
むしろ、背負わなくて良いので買い物後の重さも気にならないし、移動の疲労度も気にしないで予定が立てられるし、何も気にしなくてよくてこれぞ
「自由だぁぁ!!!」
それに同じような旅をしている中で、誰ともスタイルがかぶらなくて、むしろそっちで自己満足
メリット・デメリットまとめ
という感じで、吉永としてはデメリットはあまりないと結論付けています
しいて言えばやっぱりちょっと値段が高めかなというところですが
それを打ち消すメリットのほうが多い
とにかく背負う意味が分からないくらい楽
背負えてよかったハプニング
旅に事件は付き物。
“背負える”キャリーリュックの素晴らしいと思った3つのヒヤリ事件がありました
- バイクで引っ越し
- 雨降りでバスハマる
- 小舟からロッククライミング(崖登り)
バイクで引っ越し
これは、タイのパーイという毎日レンタルバイク(原付)を借りて滝で泳いだ素敵な穴場観光地でのことです
旅行者はみんなレンタルバイクでの移動が基本だったので、今泊まっているところより安いところがあってバイクごと別の宿へ移ろうとしました
その時、どうやってもキャリーのままではバイクに乗れない
片手運転なんて不安定すぎておそろしや。
せっかく一泊300円の安い宿を見つけたのに引っ越しができなくて途方に暮れていると、
なんと!
愛用のリュックキャリーちゃんから天使のような羽が生えてきたではありませんか!
という妄想はさておき。
その時に初めて背面のカバーを開けてリュックサック型に変身させて使いました!
パーイは小さな町だけど、その宿はちょっと離れていて(だから安い)バイクで10分くらいはかかったのでキャリーを引いて歩くのは遠いし、歩いたとしても原付を運ぶために往復するのはめんどう
リュックサックにキャリーが付いてるタイプでよかったヒヤリ事件その1でした
雨降りでバス・ハマる
カンボジアの国境付近工事中の為、土の道が少しだけあって、そこが雨でぬかるんでしまいバスのタイヤがはまった!
※他の道はほぼ整備されてきていて道に関しては気にすることはない
※2017年この部分も保舗装され済み
そこから国境まで歩くことになったのですが、「困ったな~まさか道は舗装されていたのに、不運にも工事と雨が重なってバスがはまっちゃうなんて」と途方に暮れていると、
なんと!
愛用のキャリーバックちゃんから天使(略)
と言いたいところなのですが実際はこの事件、土の部分はその国境の周辺200mくらいだったので、ショルダーベルトで持ち上げて歩きました。
200mくらいならキャリーでも持ち上げて歩けるかもしれないけど、もっと長かったら背負えないと辛い
というか200mでもつらい
小舟からロッククライミング(崖登り)
これが一番記憶に残ってます。
ラオスのシーパンドンという、とっても素敵なメコン川に浮かぶ7000の島々の一つの島に行くときの話
幅1mあるかないかの小舟で島へ行き、降りるときです!
船着き場みたいなところで降りるんじゃなくて、1mくらいの高さの崖(というと大げさだけど)に船を寄せて、船を足場として崖をよじ登らないといけなかったんです。
船は揺れるし、もうその時はパンパンに重たくなったキャリーリュックを私はショルダー部分だけを「片側の肩にかけて」登ろうとしました
ショルダーがなければリュックサックにしてから上ったであろうにちょっとめんどくさがった
しかも、ショルダーをタスキのように斜めにかけていればまだよかったものの片側だけだったので、両手両足を使ってよじ登って行かないといけないのに片側に引っ張られて登れない
川に落ちるところだった
といっても、根性で平然とのぼりましたよ
ただもう内心では焦りまくり!!
「やばい!このまま川へ落ちる!いやああああ!!たおれるううう!!」
と心の中で叫んでいました。
普段だと現地の人とかパッカーさんが手伝ってくれたりもするけど、ここは崖VS自分
だれも手を出せない戦いでしたね(地理的に)
運よくショルダーで登りきれましたが、リュックサック型にしてから登ったほうが安心
そしてただのキャリーだったらと考えると…
背負えてよかった事件まとめ
という感じで全工程でこれだけ背負えてよかったといとハプニングがありました
じゃぁやっぱりリュックサックがいいんじゃないの?
と思うかもしれませんが、実際このエピソードは旅全体では0.03%くらいの話
それ以外の時はやっぱり転がせるのでとっても楽ちんでした
結論:バックパッカーにキャリーはありかなしか
ということで、東南アジアなら背負えるリュックキャリーでバックパッカーはありです
なぜなら、重たい荷物を背負う必要がなく楽だから
東南アジア超暑いです
体力的にも背負わないのはかなり旅行の楽しみ方を増やしてくれます
背中も暑くならないし
そして背負えることの安心感は大事なので背負えるキャリーリュック最高です
伝えたい事
リュックサック選びすごく迷いました。後悔したくなくて。
リュックサックだと背負い心地や楽さなど多少左右されると思いますが、キャリーはそういう心配もないです
そしてそうやって準備で時間かけるよりも
「行った経験」で満たされる様な素晴らしい旅になるよう私からもお祈りしております
▼リュックサックとキャリーリュックを比較した記事
▼おすすめのキャリーリュック
これ買っとけば大丈夫!おすすめのキャリーリュックサックレビュー(写真付)
▼その他準備編記事
コメント