行動力をつけるには行動しない方がいい理由

一歩踏み出せない
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◆前回伝えたかった事

前回の「頭ではわかっていても行動できない理由」では、行動できない理由は「その時じゃないから」「心の底ではやりたいと思っていないから」だった、という経験談を紹介しました

でも、それでは何の解決にもならないので

◆今回伝えたいこと
高校を卒業してからひきこもりニートだった私が、今では専業主婦(こっそりブログ副業)という「ニートをレベルアップ」させた経験から行動力をつける方法を紹介します。

その為に(意図せず)やったことは「常識は一旦おいておいてやってみたいことだけ行動した」ことと、他は「行動しない(逃げる)という行動をしたこと」です

ここで終わると、「なんだよ屁理屈かよ」って、やっぱりなってしまうので今回ももう少し掘り下げさせていただけたらなと思います

胡坐をかいてごゆるりとお読みいただければ嬉しいです

◆この記事でわかる事

  • 行動力のつけ方
  • 「行動しない」という選択をするのも一つの行動だとわかる(ヒキニートがやったこと)

◆この記事を書いてる人と記事の根拠

まったくもって行動できない人生だった(と思っていた)私の実体験から気が付いたことです。受験から逃げて、大学から逃げて、就職活動から逃げて、アルバイトから逃げて、家から逃げて、日本から逃げて、海外からも逃げて、子育てからも逃げた私が、今でもまぁそれなりに生きているのがこの記事の根拠

 

引きこもりだった私が行動力をつけるためにやったこと

私は、とにかく、いろいろな一歩が踏み出せなくて、行動力がある友人と比べて余計落ち込みました

そんな私が、結果的には行動力を手に入れた方法を紹介します

それは自分では「行動だ」と思わないうちに行動していたことが3つあって

  • 夜中に外に出る
  • 海外旅行(フィリピン留学)に行く
  • ブログ(収益化)を始める

これは、自分では「さぁ一歩踏み出そう!」なんてこれっぽちも思ってなくて

もう、しかたなく追い詰められるように、これしか選択肢がないと言うように、流されるようにやったことです

だけど、この3つ、は、私の人生を好転させた「行動」でした

これがヒキニートでも行動できたことであり、行動できた理由は自分に向いていたからです

特に、海外旅行と、ブログの二つは、人から「すごい行動力だよね」「真似したいけどできない。あこがれる」と言われます

海外旅行を詳しくはこちら≫【ニート女の末路と生き方】消えたい。無能で価値がない自分が未だに生きてる理由

でも、本人からしたらこれって行動したというより「行動できなかった」ことだったんです

夜中に外に出るっていうのは、家にいたくなくて家から逃げ出したんです。でも一人暮らしをするほどの行動もできなくて、仕方なしに外に逃げていただけ。昼間に出ると友達は働いているのに私は何やってんだろうって罪悪感があったからです。

海外に行くっていうのも同じで、もうとにかく、仕事探しや働くことに向けて行動できない自分が嫌で嫌で、

引きこもって何にもできない自分が嫌で嫌で、逃げ出しただけなんです。

海外に行けば「ニートとかより旅行者っていうステータス」が手に入る。そしてあわよくば飛行機落ちろって思って出かけました

ブログを収益化するために数万の投資をしたのだって、初期投資が嫌いな私がそれをしたのは、とにかく働きたくなくて、藁にもすがる思いで始めたことでした

だから、それらすべて、「その時がきた(後から思えば来ていた)だけ」だったんです。

その時が来たっていうのはいろいろとできる条件がそろっていたんですね

そしてそれが私に向いていて「やってみたい」って思った(深層心理で感じた)ことだっただけなんですね

こういう風に「その時が来てる」とか「自分に向いている」とか別に思ったから行動できたわけじゃなくて、

その時が来ると「やろう!」と思ていなくても勝手にやっているんです

でもやってるときだって、いい結果が出なければ人は「行動した」ことなんて気が付いていなくていつまでたっても行動していない自分を責めてしまうんです

人には向き不向きがあって、隣の人や人類の99%ができたことが必ずしもあなたを幸せに導く道とは限らないし、踏み出せなかった出来事は、どうせ、一歩踏み出していても、向いていなくてつらくなっていたかもしれません

だから、同じ出来事に一歩踏み出して行動できる人とできなかったあなたとの違いは、あなたにとってそれは「まだまだその時じゃなかった」からで、焦らなくて大丈夫です

でも、「その時じゃないから」とか、「変化が怖い生き物だから」で終わってしまうと、「でも人生がつらい」っていう解決にはならいですよね

じゃぁ行動するにはどうしたらいいか

そもそも論で、そもそも行動する必要ってある?今のままでいきているんだからいいんじゃないって私は思います。でもそれは一旦おいておきます

やり方は二つ

  • 「やってみたいかどうか」で決める
  • 意志を持って「やらない」と決めてしまう

行動するには「やってみたい」かどうかを基準に考えてみると少し変わると思います

「行動できない事」ってしらないうちに「やるべきこと」とか、「やった方が一般的にはよいとされていること」で、だけどそれができなくてつらくなってると思います

やってみたいかどうかで決めた例

「やってみたいかどうか」のたとえ話は、私は二つあります

フィリピン留学とブログ収益化です

前回の「行動できない理由」で詳しく触れましたが、私はこの二つをやってみるまでに10年くらい二の足を踏んでいました。

それまで、やってみたいとかじゃなくて「やった方がいいと思う」とか「やらないといけないからその中ならこれかな」という感じの義務感から行動しなきゃと思っていました

フィリピン留学って、英語の留学なのですが、一般的な留学と違って外国の大学や学校の卒業資格が手に入るわけじゃないんですね

だから一般的には「一番無駄な行動」だとか言われてました。何しに行くの?って。英語やるならちゃんとした留学でしょ?旅行なら旅行でいいでしょ?と。

それから、ブログです。

10年二の足を踏んでもなお、私が始めた当時でさえ、ブログで収益化の情報の99%が詐欺でした

周りに反対されて、自分でもだまされてるんじゃないかと思いながらもはじめました

この二つとも、「常識的に考えると」やらないほうがいい事だったわけですが、私が「やりたかったこと」だったんですね

やりたいことだったから、やらずにいられなかった。それだけなんです

「やった方がいい事」を選んでいた10年は、

フィリピン留学は、ただ単に、旅行に行って地元の英語教室に通うというものなんです

もちろん寮付きのそれなりの大きさの学校に通うのですが短大卒とかのステータスは手に入りません

私が10年二の足を踏んでいたのは、高卒無職、新卒という再強化カードを失った私がそんな「遊び」をしてる余裕なんてなくて、どうせやるなら履歴書に書けるようなちゃんとした留学じゃないと意味ないと思っていたからです

そして、当時SNSなんてなかったような時代、世間一般の評価も私の考えと一緒で、「フィリピン留学なんて意味がない」という意見しかありませんでした

ブログも同じですね

10年かかりましたが、「やってみたい」って気持ちが強かったのと、10年前はできる条件がそろっていなかったけど、その時はそろっていただけなんです

条件っていうのは具体的には精神状態とかお金とかですね

私は、目標に向かってお金をためたりできない人間なので、条件がそろわなかったら多分いまだにどちらもやっていなかったかもしれませんね

でも、それはそれで多分、私の人生ってどういうものだったんだと思います

なので、やるなと一般的には言われていることでも、「やってみたいこと」だったから行動できたということです。

あなたが自分でやりたいのに一歩踏み出せないっていう問題は、たぶん、本当はそこまでやってみたいわけじゃないんだと思います

私がこの二つができたのは、別に「今の状況を何とかしたい」とかそういう強い思いがあったわけじゃなくて、やってみたな~っていうだけです。

言い方を変えると、この漫画読みたいな~とかと同じ気持ちです

あなたは漫画を読むとき、「この漫画を読んで人生変えた!」とか覚悟したりしませんよね?

それと一緒です

だから行動したい時は、それが「やってみたい」と少しでも思うかどうかを基準にしてみてください。

で、やってみたいけどできないならそれはその時じゃないだけなので一回あきらめましょう!

意志をもって「行動しない」と決める

一つ目の例が長くなってしまいましたが、行動力を手に入れる方法その2です
それは、意志を持ってやらないという選択をすることも一つの行動です

ブログの教科書を買う時も、何度もこうやって「買わない、やらない」って一旦はあきらめました。

これのいいところは、一回踏ん切りがついてることです。

また行動できなかったって自分をダメ人間と思ってしまうことが一番よくないので、「自分には行動力がない、だから今回も行動しない」って決めちゃえばいいんです

後で後悔することになったとしても、ダラダラ悩んで辛い時間が長引くほうがもったいないです

一歩踏み出せない時って、そのままダラダラ悩んでいても結局一歩踏み出す時は来ないです

だったら一回、ちゃんと「選択」しちゃうと、いいです

で、不思議なことに、一回決めちゃうと、あとで挑戦してみたくなったり、忘れちゃったりと一歩進めるんです

つまり自分という人間の可能性を一回あきらめちゃえばいいんです

そうするとあきらめきれない何かふつふつとわいてきたらり、こなかったり。その時考えればいいんです

私でいうと例えば、就職ですね。

私は就職して、立派に自立して、親から文句を言われない生活をするのが小さい時からの夢でした

それに、就職って日本で生きていくうえで「基本」ですよね。いろんな生き方があるって言ったってまだまだ就職が基本だと思います

でも、就職の一歩が踏み出せなかったのはシンプルに、就職したくなかったからです。毎朝決まった時間に起きるのがいやなんです、ただたんに。

就職したいと思ってるのにしたくないって矛盾でずっと悩んでいましたが、「ああ~私は就職するのは無理だな。働くこと無理だな」ってあきらめました

そしたら、こうやって生き延びました

就職しないでどうやって生きていくの?ってなりますが、生きていけなくなったらなったでいいんじゃないでしょうか

その時に就職してでも生きていたいって思えば、するかもしれないし、死んだほうがましだって思えば死んでそこで終了、もう何も感じなくて済みます

でも、人間ってその時に、何とかするものだと思うんですよね

私は、就職しない人生なんて絶対生きていけないって思っていたけど、一度「就職しない」って決めちゃったら、なんか楽になって、今でも生きてます。方法は開き直って養ってくれる人を探したこと。「養ってください」って言いました。

そして、だけど自分で少しでも稼ぐことはあきらめられなくて、ブログをはじめました

自分の人生ってこんなもんだな、ってあきらめたことです

あきらめるっていうと自暴自棄に聞こえますが、そんなことなくて、日々の小さな幸せみたいなものに気が付けるようになったので、結果的にあきらめる前の人生よりしあわせです。まぁこれは結果論ですが。

だから、行動するためにはどうしたらいいかというのは、「世間の常識じゃなくてやってみたいかどうか」でやってみれば、行動したことになって、人生が再び動き出しますよ、という事でした

でも、いままでやってみたいけどできなかったことって、実はあるような気がしませんか?

それ、本当に自分の本心だったのかわからないけど、その時は本心からやりたいって思ったんだよ!って思うことがあるかと思います。

それに、行動力がある人って、やりたいこととか関係なしに常に挑戦し続けてるように見えませんか?

それは、行動力がある人とない人には決定的な違いが一つだけあります

それを次のページで、紹介したいと思います。

次へ≫【引きこもりニートの実体験】行動力がある人とない人の大きすぎる一つの違い

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