村上春樹にちょっとでも興味を持た方向けの個人的長編小説おすすめランキングです!
本は読む方だけど、どれから読んだらいいの?という方の参考になれば!
ハルキストと呼ぶにはアレだけど、人生変わったくらい大好き。そうはいっても天邪鬼であまり大きな声では主張しない。うちに込めた熱い思いをこの度、表に出します!
私の中のアンチの気持ち
私、流行り物が嫌いなのでちょっとなんとなく、村上春樹の文体が気になるときがあります。
村上春樹の文書って、
- まわりくどい
- 比喩が大げさ
- なんか厨二病
簡単に言うとここが引っかかります。
でも、そしてそこがイイ!
厨二病っていうのは作品を作る上で欠かせない要素だと思うけど、村上春樹の場合、主人公がなんか、世の中斜めに構えてる余裕ぶりと暗いのにキザで、なんかこう、うがああああ!ってなる。
そしてそこがイイ!
それでは、
翻訳作品以外の文庫化されている本の殆どを読んだ、私のおすすめ村上春樹作品。
私のおすすめ初心者向け長編ランキング
- 第1位:海辺のカフカ
- 第2位:世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
- 第3位:羊をめぐる冒険
- 第4位:ダンス・ダンス・ダンス
- 第5位:1973年のピンボール
- 第6位:ねじまき鳥クロニクル
おすすめする作品年代順
読んだことのない人にとってランキング形式だけでおすすめしてもわかりにくいので、ここで紹介する作品の発表順と追加情報を書いておきますので参考にしてください!
- (圏外)風の歌をきけ(デビュー作)(鼠三部作の1作目)
- (5位)1973年のピンポール(鼠三部作2作目)
- (3位)羊をめぐる冒険(鼠三部作の3作目)
- (2位)世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
- (4位)ダンス・ダンス・ダンス(鼠出てくる4作目)
- (6位)ねじまき鳥クロニクル
- (1位)海辺のカフカ
鼠三部作とダンスダンスダンス
鼠三部作(「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」)という「僕」と「鼠」が出てくるシリーズがあります。最後の4作目(ダンスダンスダンス)は公式では三部作に入っていませんが、1作品目(風の歌)をよまなくても2~4を読めば十分楽しめます。村上さんもそういってた気がする。
あと、主人公が一緒なので世界が一緒なのですが順不同で読んでもOKです。私は知らなかったので4→3→2→1と逆走しましたw
おすすめ理由
1位:海辺のカフカ
おすすめ度No.1
→ザ・村上春樹とはすこーし違うように感じますが、一番展開がはっきりしていて読みやすいのでカフカをおすすめ。
2位:世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
おすすめ度No.2
→カフカを読んで次も読みたいと思ってもらえたら、あいだをとった感じの世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドをお勧めしてます。
村上春樹節も世界観も村上春樹っぽいし、冒険譚で読みやすい。
鼠(三部作)+1
おすすめ度No.3
春樹ワールドの世界の終わりも面白いって言ってくれたら次は鼠シリーズがおすすめ!
という感じ。
鼠シリーズ時系列
+ 1973年のピンボール
+ 羊をめぐる冒険
+ ダンス・ダンス・ダンス
をおすすめします
鼠シリーズの中でおすすめ順
- 羊をめぐる冒険
- 1973年のピンボール
- ダンス・ダンス・ダンス
6位:ねじまき鳥クロニクル
私が思う村上春樹のややこしさ全開の作品だと思います。もう自分の殻にどっぷりつかれます。本を閉じでも世界から抜け出せません。だけど、ちょっと読みにくい!そして中だるみがあるので、村上春樹が好きじゃないと読めない感じがします。でも、大長編なので読み応えがあって、おすすめはしたい!でも愛がないと読めないかもwということで6位に。
世界的には人気なのに、周りにはなかなか話の合う人がいませんw
まぁ、語り合わないですけどね!
村上春樹初心者におすすめの長編小説ランキングまとめ
- 海辺のカフカ(上巻) (下)
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻) (下)
- 羊をめぐる冒険(上) (下) 鼠3
- 1973年のピンボール 鼠2
- ダンス・ダンス・ダンス(上) (下) 鼠4
- ねじまき鳥クロニクル(第1部)改版 (第2部 改版 ) (第3部 改版 )
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