遺品整理に10年。
本人の自由だからと放置していた祖父の遺品整理が孫の代まで続く実態をご紹介!
これを読んで、親が、親の自分が、元気なうちに片付けをしておこうかなとモチベーションアップにつながっていただけると幸いです。
30代の若造が偉そうに生前整理の大切さをお伝えします
祖父の家はゴミ屋敷
ケイの祖父、ケイ母の父は当時大流行だった切手収集を始め、かなりの物を集める収集家でした
- 割り箸の箸袋
- タバコの箱についてるビニール
- 御朱印帳
- あらゆる冊子
- 切手
- 記念コイン
しかも、コレクターあるあるですが、同じものを何十個も集めていました。
そのおかげで気がつけば、文字通り一軒家の全部屋の天井まで荷物が積まれてしまい、人も入れなくなり同居することになりました。
幸い、家の外に物ははみ出しておらず、生ゴミ系もなかったのは幸いでした。
当時私もコレクター気質でとくに何も感じていませんでした。こんな風に書いていますが今でも恨んだりももちろんなく、むしろ凄いなと感心してしまいますw
どこかに大切な物が
そうこうしていると、祖父が他界。祖母は一緒に住んでいましたがそこから家族総出でゴミ屋敷の掃除に取りかかりました。
幸い、祖母がいたおかげで前回書いたような通帳と印鑑が見つからない!どの通帳と印鑑の組み合わせかわからない!まではいきませんでしたが、どこに何があるかわからない状態に。
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そして、幸か不幸か、収集グッズの中には切手や記念コイン、高価な貴金属とまではいきませんが何かと捨てるにはもったいない物が紛れ込んでいることがわかっていました。
ゴミの間にお金
祖父の遺品はとにかく紙が多かったのですが、おわかりの通り切手やコイン、お金、その他何かが紙の間に挟まっていることがあって、天井まで積まれた冊子を注意深く見ていかなければなしませんでした。
全ては掘り起こせなかった
結局、切手やコイン、その他あるはずの物は全ては見つけられずにゴミに紛れ込んでしまいました。
それでも、お金になる様なものを残してくれたのはとってもありがたく、今でも切手を使わせてもらってます。
お金になるからいいわけではない
切手もコインも結局超高額取引時代でもなく一気に売ってスッキリしたくても二束三文。
一番お得なのは、記念切手などでも郵便を出すときなどに普通に使うこと
でもとてもじゃないけど使いきれる量ではなかったです
そして、切手に関しては、価値のあるものはA4の紙に一枚一枚貼り付けて切手シートを作らなければならず、家族総出でせっせと張る作業。
郵便局で換金するには一枚5円の手数料がかかるのでもったいなさすぎる
そもそも、これはどこでどう処理するか、それを調べ、査定に出し、という事をしているうちに時間は過ぎていきました。
しかし、ゴミにするわけにもいかない。
10年間の遺品整理
部屋のゴミ処理に3年以上かかり、金品や切手の整理には未だに取り掛かっています
なぜかというと、とりあえず祖父家の床が抜けそうなのと、家事がこわくてとにかく家の中をきれいにするのを優先させました。
そのおかげで、ケイの実家(今断捨離中)に”ちゃんとゆっくり見ないといけないような後回しにしていた荷物”を運び込むことに
そして、ケイもケイ母も片付けは苦手。やらなきゃやらなきゃといっているうちに押入れの奥のほうで眠り続ける荷物たち。
それがことあるごとにちまちまと整理してみたり、散らかしてみたりが続いています
そして、この度の「一念発起の実家断捨離中」にも奥のほうから発掘されて出てきていますw
いざ出てくると、「どうやったらお得に処理できるか」を考えてしまうのが人間w
調べているうちに、本来の目的「ケイ母がリバウンドなしで片付けられるように断捨離実践!!」がちょっと停滞してしまいますw
そしてやっぱり、手放すのを躊躇するものが結構あって結局また同じ場所にしまわれていっちゃうんです
記念コインとか、しまってても価値はないのに。もっと後のほうが価値が上がるかもとか、もう手に入らないしとかとかとか!!
生前整理の大切さとは
お金として残せなくても、後世いつかお金に困ったときのためにこのまま相続していこうという考えもわかりますし、私も結構同意してしまいます
しかし、そこは、自分の手でしっかりと価値のある形に変えてから残したほうがいいと思います
こんな30代の若造が何を言ってる!という話ですが、いかがでしょうか
判断を後世に任せるのって一見素敵に思えます
でも、本当にそうなのでしょうか?
今後価値が上がるかもしれないけれど、処理に迷うような選択肢は与えたくないというのがケイの考えです!
ということで、生前整理の大切さといった内容でした
お読みいただきありがとうございました!
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