バナナフィッシュがBLと言われてしまう理由と違うと言いたい理由

遅らせながら「みたらしばらく他の作品みられなくなる」とか「バナナフィッシュをお勧めする人には近寄ってはいけない」とか「立ち直れなくなる」など、そんな前評判を嗅ぎつけ見事にバナナフィッシュという少女漫画原作のアニメにもなった作品にどっぷりやられたので、感想書きたいけどまずはこれがなぜBLと言われているのかなど思ったことをメモしておきたいと思います

まず、この作品がBLかどうかとかは私はどうでもよくて、実際どうなのかについて正解はないと思います。少女漫画なので公式としてはBLではないのは確かだし、おそらく”最後までしっかり”見た人の9.9割はこれを、BLとは言わないんじゃないかなぁとは思います。

一つ言えるのはもう多分これ読んだ人みんなが言ってると思うんだけど、気になるけどBLだから読むのやめよう。という理由で読まないのは違うかなと。あくまでも気になるなら!ですが。それだけは先に言っておきたい!

話を戻して、なぜこんな話をするのかというと、こういう論争が起きててそれに参加するのが好きなので書こうかなというスタンスです

とは言っても話がとっ散らかる前に私の中の結論ですか
BLの定義によります
もし、BL=性的欲求を含む恋愛感情を描いた作品
とするならば、バナナフィッシュはBLではないです。恋愛してません。

もしBL=男同士の愛、(友愛、家族愛、兄弟愛、無償の愛、親の愛、性的感情は伴わないけど、恋愛に近い)などに似た何かまで含むというなら、これはBLです。つまりラブです愛です。愛は描かれてます。

ただ、元々の意味は知りませんが、一般的にわざわざこれはBLというカテゴリーだよね!と発言することには、そこには恋愛を指してることが多いと思うので、そういう意味で「この作品はBLじゃない!!!!」と反発する人が出てくるのかな。

というのが最初の感想

では、なぜ一部にBlと言われているのかというと、個人的には5つの理由があるかなと思いました

1,ゲイが出てくる
2,男たちへの性的虐待や暴力描写がある
3,戦略として男同士のキスシーンがあり、そこだけが切り抜かれて一人歩きしている
4,どこにでもある男同士の友情では片付けられない男同士の友情が描かれている
5,アニメしか見たことない人がもしかして原作はBLと勘繰ってる(人気のあるBL作品をBl部分だけカットしてアニメ放映する例はたくさんあるので)

あとおまけで、少女漫画だからこその描き方っぽいんだけど、すこしナヨナヨしい男の子がいて、その子を取り巻く大人たちの甘やかし方がちょっと現実的じゃない気がする。泣いてる時に抱き寄せて頭ヨシヨシしてる風。

なんでゲイ出す必要あるの?だからBLなんだよ。となるかもしれませんが、原作の始まった1985年あたりのニューヨーク(バナナフィッシュの舞台)では、性的虐待は女の子だけの問題じゃないーとニュースになり流行り出した時代だったり、性的マイノリティーなんかも話題になるような時代だったらしいですね。それをいち早く取り入れて、まだまだ認知の低い日本に警笛を鳴らすような意味合いもあったのかなと思います。
つまり、その時代のニューヨークを描くのに避けて通れない話題。

後、少しネタバレになりますが、この作品をBLと言いたくない大きな理由があります

それは、主人公の男の子のアッシュが過去に(現在も少し)大人の男性から性的虐待を受けていて心に傷をおっていて、それを唯一癒してくれたのがもう一人の主人公の男の子、英二なのです
性交渉やなんの見返りもなく自分を助けてくれて、その後も何があっても支えてくれる。初めて本当の意味で心を開けた友達。という流れがあるので、性的な意味合いを含むBLとは言いたくない。という気持ちが他の作品より強いかなと感じます。

このあたりが、「普段はBLも読みます!」という人でも、バナナフィッシュはBLじゃない!!という理由なんじゃないかなぁ。
BLが嫌いとかじゃなくて。BLも好きだけど、これは違うよと言いたいだけな感じ。

他にもBLじゃないけどBLと言われてる作品ありますよね。ユーリon iceとか、Free!!とか。それらを、BLというのとは訳が違う、と(怒られるかもしれないけど)私は思いましたね。

ただ、じゃぁ、この二人が今後、どういう関係を築いていくのか妄想したときには、二人は性的関係にまで進んでもおかしくないなとは思います。この辺の感想はまた感想コーナーに書こうかな。
恋愛というよりはアッシュのトラウマを癒せるのは英二しかいないという理由で。

ちなみに、原作もアニメも見た私のおすすめはアニメです。原作ファンではない限りアニメ最高。
Amazonの一話、貼っておきます

#1 バナナ・フィッシュにうってつけの日